TCM フォークリフト FD6ラジエーター修理です。
京都の業者様からありがとうございました。
ディーゼルの6tのリフトですが、おそらく海外の社外品
オールアルミラジエーターが送られてきまして。。。
元々は、真鍮タンク、銅コア。オイルクーラーも内蔵されてます。
純正品番は、
#230C2-10201
#230C2-10202
TOYO品番 #2211-385-0000-A です。
想定外のキテレツな社外品ラジエーターが到着しまして
オールアルミラジエーターなので
フィラーネック、内蔵オイルクーラーも当然、アルミ
国産と互換性の無い、この支那製の規格のドレンコック、外そうと思ったら折れますし。。。
真面目に使える部品、一つも無し
ブラケットが無いけど、どうやって取り付けてたの？って感じで
よくみると、四隅に鉄の錆びが付着しているので
お客様に確認すると、鉄のブラケットがあったとのお話。。。
送ってもらいましたら
4方向囲みの鉄のブラケットが溶接されてまして。。。
鉄の囲みの枠でオールアルミラジエーターを抑え込むっていう
国民性の違いの成せる技という日本人には考えつかない工法。。。本当に驚きます。
本来のTCM FD60の真鍮タンクを用意しまして
無地のタンクなので、穴あけ、ハンダの付け代、返りを付けまして
オイルクーラーは逆に返ってる方が多いです。
稀にバカ穴に無理矢理ハンダ盛ってる業者さんがいますが、板厚しか接地面が無いので
短時間は保ちますが、すぐに漏れ出します。。。
内蔵のステンレス、多板式オイルクーラーをロウ付け
新品コアに組み上げまして
無茶苦茶な囲みのブラケットを一部再利用して斬ったり、貼ったり
本来の姿にし
漏れの無いのを確認し
塗装して
完成
今回のような
得体の知れない社外品ラジエーター
冷却水（LLC、クーラント）漏れなどで
お困りの業者様など
極力、何とかいたしますので
お気軽にお問い合わせください。
