y1956 BUICK(ビュイック)ラジエーター修理、改造

y1956 BUICK(ビュイック)ラジエーター修理、改造です。
埼玉県の某有名業者、F◯T様からありがとうございました。
今回は、珍しくDさん、距離感が普通じゃないYさんの車両かと

お預かり時
y1956 BUICK Radiator

過去にもアメリカでリビルトされてました。

エンジンをコルベットなどに使われる
LS1に乗せ変える為に、
コア部分の新品交換
イン、アウトホース口、サイズ位置などの変更
内蔵オイルクーラーは、再利用ですが

分解中
オイルクーラーも外すんですが
ロワー側と接続される箇所

y1956 BUICK Radiator
接地面をハンダで取り付けるんですが
y1956 BUICK Radiator
腐食しすぎで、接地面もないですし、グサグサすぎて
使用不可能、たまたま
同じサイズの程度の良い中古がありましたのでソチラを使用

同時期に入ってた
60インパラのオイルクーラーも似た感じになってまして。。。
こちらも、必死で中古探して対応。。。
y1956 BUICK Radiator
アメ車のオイルクーラーの長さ、ネジピッチ、構造など
実は、種類が多いので
そのうち、在庫がなくなって
国産車のようにホースバンドで固定する方法に変更してもらう事になりそうです

取り付けのブラケットも強烈な錆びで、
自分はしてませんが、ブラストに数時間掛かってます。。。

なんとか
オイルクーラー問題を乗り越え
新品コアで
y1956 BUICK Radiator

y1956 BUICK Radiator
なんとか完成
至らない点が、あっても何もなかった事でお願いします。

アメ車、ラジエーター修理、改造なども
お気軽にお問い合わせください。


修理 8月 3rd 2020

1967 PONTIAC GTO(ポンティアック GTO)ラジエーター修理

y1967 PONTIAC GTO(ポンティアック GTO)ラジエーター修理です。
埼玉県からありがとうございました。

60年代交換のGTO、サイドタンクと思ってましたが、
アッパー、ロア、上下タンクのタイプでして
1967 PONTIAC GTO Radiator
インレット側のパイプが
脱着時とは思えにくい
運送事故なのか?
1967 PONTIAC GTO Radiator
本来、円形のパイプがヘキサゴン。。。
真鍮のパイプなので修正、交換は可能です。

通常、両サイドに取り付けのブラケットがあり
車両側に取り付くんですが、このラジエーターは付いていませんでして。。。
現行車のようにマウントなどで
アッパータンクを上から押さえてるのでしょうか?不明です。。。
6.6L V8 4ROW(層)のラジエーターですが
初めの画像をよく見ると分かりますが、横方向に膨らんでます。。。

ラジエーターキャップ以外の圧力が掛かるとこうなります
エンジン側に問題があると思いますが、
ラジエーターも平側板を使用していたので
コの字の側板に変更し少しても膨らまないように変更
4層もあると走行風の抜けが悪くなるのでチューブピッチは、12mm
計算上は、10mmなどの細かな方が表面積が増え冷却しそうですが
抜けないと熱交換されないので少し粗目の12mm

TP(チューブピッチ)=12mmの
新品コアで組み上げまして圧力掛けて漏れの無いのを確認して
完成
1967 PONTIAC GTO Radiator
ポンティアックGTO ラジエーター
冷却水(LLC、クーラント)漏れ
オーバーヒートなどのトラブル等でお困りの業者さま、
オーナー様など
お気軽にお問い合わせください。

 


修理 7月 30th 2020

FERRARI(フェラーリ)456 コア増しラジエーター修理

FERRARI(フェラーリ)456 カスタム(改造)されたコア増しラジエーター修理です。
某業者様から、いつも変わった車両ありがとうございます。

F456ラジエーター
今までにも、銅コア、オールアルミとかなりの台数を修理、コア交換していますが
また、変わったのが。。。
通常、ラジエーターの隣に空冷のオイルクーラーが取り付きますが
オイルクーラーを他の箇所に移し
ラジエーターのサイズを大きくしたカスタムバージョン

エンジン側
FERRARI 456 Radiator
フロント側
コンデンサーも同時に送って頂きまして
非常に採寸が助かります。

寸法だけより、何処まで取り付けに余力があるかなど
FERRARI 456 Radiator

コンデンサー外すと
FERRARI 456 Radiator
こんな感じ
ホースの取り回しとかどうしてるか?分かりませんが
割とよく出来た造りです。

ただ、オールアルミラジエーター
どれもそうですが
特にラジエーターの四隅に負担が掛かり
金属疲労的な感じで根付け箇所、正確には、根付けの隣ですが
切れて漏れだします。。。

漏れると、コア交換しか修理方法が無く
新しく製作するか、コア部分の新品交換。。。
TIGの溶接ビードを削り落とし、溶接前の状態にするのが難儀な作業です。。。

タンク、ブラケットは再利用して
組み上げまして
圧力掛けて漏れの無いのを確認したら
アルミ地では無く、黒塗装して完成
FERRARI 456 Radiator

FERRARI 456 Radiator

フェラーリ456 カスタム(改造)コア増しラジエーター
冷却水(LLC、クーラント)漏れなどで
お困りの業者さま、オーナー様など
お気軽にお問い合わせください。


修理 7月 29th 2020