Dino(ディーノ)ラジエーター修理です。
正確には、フェラーリの文字は、入らないらしいです。
たぶん246GT
大阪の業者さまから、以前にもお客様のラジエーターを送った事がありますが
この度は、ありがとございました。
今後ともよろしくお願いします。
いきなりですが、完成後
いつもの仕上げ塗装とは、違います。
梱包前
元々のラジエーターは、308の様にプレートフィンコアですが
冷却性能を上げる為にコルゲート3層コアに変更、
以前にも何処かでコア交換されている様ですが、サイドメンバー(ブラケット)
イン、アウトレットとタンクの繫ぎ目など
半田の盛り方などが、お客様から、美しく無いと、言われてまして
その辺りも綺麗に
本体、鉄のブラケットをブラストしても
圧力試験時に水槽に沈めますのでいくらエアーブローしてもに、錆びていきます。
鉄の部品は、ハンダ接着面以外は、事前に裏側まで塗装し
鉄の部品は、直接、水には、触れないように
また、ハンダ接着時にアセチレンバーナーで炙りますので高温度にも耐えれる
特殊な塗料で塗装しています。
ただ漏れずに修理するだけで無く、
非常に手間、時間が掛かりますが
冷却性能は、もちろん、外観、耐久性などもお求めの業者さま
オーナー様など
お気軽にお問い合わせ下さい
いすゞ WASP(ワスプ) ラジエーター修理です。
同じ、愛知県の業者さまから、いつも希少な車両のラジエーターありがとうございます。
S.43年式 1764cc(1800)
ディーゼル
ベレットのトラックって感じの車両です。
お預かり時
古いトラクターなどにも使われていた
レバー式のドレンコック
ピンを抜いて分解するとOリングなどを使用しない
テーパータイプです。
いつも通り分解しまして
新品コアで組み上げまして
圧力掛けて、漏れが無いのを確認しましたら
レバー式のドレンコックから漏れまして
分解し洗浄しシリコングリス塗って組み上げたら
更に漏れるようになりまして、Oリングを2個ほど入れて
組み上げましたら、レバーの軸部分からの漏れだけが、止らず
違うサイズ、厚みのOリングを入れ直してみたりしながら
4回ほど繰り返しましても直らず、お客様と相談の結果
違う形状のドレンコックに変更しました。。。
ラジエーターキャップも
本来、深いフィラーネックですが、
深さの違うキャップが取り付いていましたので
ジャットサイズの物に変更
キャップの高さが、合ってないと
圧力が掛かる前にフローしてしまいますので、
必要以上に水が減ったり、オーバーヒート気味になると思われます。
フィラーネック(注水口)を低い物に変更されていれば問題は無いですが、
高いフィラーネック
いすゞの乗用車、ベレット、117クーペ、今回のワスプ、トラクターなどでもあります
古い東京ラヂエター製の物は、ご注意下さい。
ワスプ ラジエーター修理、
全国的にどれだけの台数があるか?わかりませんが
冷却水(LLC、クーラント)漏れ
オーバーヒートなどのトラブル等でお困りの業者さま
オーナー様など
お気軽にお問い合わせ下さい。