BUGATTI(ブガッティ)ラジエーター修理です。
以前にもフェラーリのラジエーターをご注文頂いた
某業者さまから、
直接お持ち込みありがとうございました。
あまり詳細を書くと、個人、修理業者さまなど
特定されて、会社、自分自身が、消されてしまうのではないかって車両でして
1920年代の戦前のオリジナル車両でもの凄く綺麗な状態らしいです。
車両価格、推定2億円。。。もう意味の分からないレベルです。
この車両のラジエーター、おフランスのブガッティパーツで
まだ購入出来る様なのですが、その価格も500万らしいです。
確かに手は込んだ造りですが、高額過ぎます。
超高級車両のラジエーターですが、水漏れされるらしく
その修理と、お色直し
お預かり時は、この様な感じで塗装も剥がれてますし
ハニカム形状に見えるフィン&チューブ部分も
実際には、丸パイプの繋ぎ合わせで
表裏、ハンダで止めてあり一部から漏れあり。
この手の造りのラジエーターコア、非常に修理が難しく
構造上、重さも大きさの割に重いです。
以前にも海外?で修理履歴が、ありまして
漏れてる箇所を船舶の熱交換器のように表裏で止めてあります。。。
その時の修理のように
見た目には、修理痕を残さないように直す必要があります。
漏れの修理も大変ですが、見た目、超重視、それが非常に大変でして
修理後の、塗装もすべて一度、剥離
七宝焼と思われるエンブレムも養生し、この上にも更に養生テープを張りまして
取り付けのステーは、鉄で周りは、磨かれた真鍮なので養生
鉄の錆びたステーは、ブラストで錆を落とし
コア部分は、塗装前の足付けの為にブラスト
その後、マスキングを行い
コア部分に耐久性の高いNIC社のCerakote(セラコート)
非常に高価な車両なので
すべての作業に神経を使います。
グーグルなどで Bugatti Radiator で画像検索掛けますと
車両最前面に取り付けられるだけあって
高級装飾品のような、芸術品ですか?ってな画像が、たくさん出てきます。。
このような希少かつ高級な車両のラジエーターを
運送便も信用出来ないって、言われて
遠くから
お持ち込み、お引き取りに来て頂いた業者さま、ありがとうございました。
また、よろしくおねがいします。
ブガッティ 車両各種ラジエーター
なかなか少ないとは思いますが、
冷却水(LLC、クーラント)漏れ
オーバーヒートなどのトラブル等でお困りの業者さま、
オーナー様、自分で触ることは少ないとは思いますが
お気軽にお問い合わせ下さい。