船舶用インタークーラー修理です。
東京の業者さまから いつもありがとうございます。
空気側に冷却水(海水)が、混入するというお話でして
とりあえずエアー側から圧力掛けましたらまず全体の箱から漏れてまして
今度は、冷却水側からエアーを入れて圧力掛けましたら
お客様のお話し通り漏れてまして
文章で書くと分り辛いですが、漏れてはいけない所が、漏れてる感じです。
修理しようと冷却水側のタンクを切開しましたら
ほとんど機能していないんじゃないかレベルの詰まり具合でして
大きく漏れてるパイプを止める修理を行いましたが
かなりの本数のパイプの漏れ、根付けロウ付け部分から漏れ発生。。。
部分的修理は、不可能でしたので
コア部分、新品に交換します。
船舶用の熱交換器は、キュプロニッケル、ステンレス、チタンなど
海水の塩分に浸食されにくい金属を使用します
本当は、キュプロニッケルを使用した方が、ロウ付けしやすくてベストなんですが
材料自体が、高額で、納期3ヶ月と宣告されまして キュプロ管は、今回パスですが
3ヶ月後には納品される予定です。
今回は、SUS(ステン管、ステンレスプレート)で製作します。
SUS プレートを差し込みまして
表裏、パイプとプレート部分を漏れないように溶接します。
溶接後、海水側の漏れを確認し
ケース部分を溶接後、エアー側も圧力掛けて漏れが無いのを確認し
塗装して完成
船舶用インタークーラー修理なども
お気軽にお問い合わせ下さい。