Buick Regal(ビュイック リーガル)ラジエーター冷却水漏れ修理

前にも書いた事ありますが、
1994 Buick Regal(ビュイック リーガル)ラジエター冷却水(LLC、クーラント)漏れ、インレットタンク交換です。
福岡からご発送ありがとうございました。
ありがとうございました。
現在は、インレットタンク新品交換済みリビルト品在庫あります。
Buick Regal Radiator
インレットタンク、向かって左側、新品タンク在庫ありますので交換です。
Buick Regal Radiator
3桁の品番は、(227)
新品タンク側は、
Buick Regal Radiator
形状は同じ(227)ですが、何故だか書いてある場所が違います。
~95シェビーバン、ピックアップも同形状のものが存在します。
Buick Regal Radiator
割れたタンクの内側は、
Buick Regal Radiator
真横に亀裂が。
イン側(アッパー)は、エンジン側から熱いクーラント(LLC)、キャビテーションの影響で
年数経ってくると割れやすいです、特にホース口周辺
ロア側は、コアで冷えてからのクーラント(LLC)なので
あまり割れません1/200?1/300台?下手したらもっと?かなりの低確率です。

プラスチック(樹脂)のタンク割れ よくパテ、接着剤、漏れ止めなど
される方が居ますが、圧力も掛かりますし
まず止まりません、労力、時間とお金の無駄です。
「漏れ止め」もコアの腐食での水漏れの場合、止まる事もありますが、
腐食で漏れるコアの内部みたら、詰ってオーバーヒートしかねません

最近ですが、漏れ止めどれだけ入れたんだ?って位 入ってまして
コア内部がかなり詰ってました。(リーガルのお客さんでは、無いです)
漏れ止め製造してるメーカーには、悪いですが
「タンク割れ(樹脂、真鍮ともに)してるタイプの水漏れには、効果なし」
と注意書きに書いた方がよいんじゃ無いでしょうか?

話がそれましたが。。。
新品タンクに交換し圧力試験して塗装して発送です。
Buick Regal Radiator

今まで修理、改造、製作などで
普通に業者様、個人のお客さんに梱包して送ってもらってましたが、
こんな感じや

こんな感じで

ラジエーターなどが入るダンボール箱がある方は問題無いですが、

こんなような
アメ車のフルサイズ ラジエーターを梱包できる箱ってあまり普通の家庭にはありません
そもそもダンボール箱なんて全く無いけどって方など
色んなお客様がみえると思います。

前から考えていたコトですが、
修理、改造などで 発送したいラジエーターなどのサイズを連絡いただければ
こちらから新品ダンボール発送致します。
ダンボール屋では、ありませんので修理、改造、製作採寸、大前提です。

修理に出したいけどダンボール箱が無くて発送に困ってるお客様が居ましたら
お気軽にご相談ください。

本日仕事中
TIG溶接してた時、強烈なめまい?、って最初思いましたが。。。
地震被害もなんだか凄いようですね。。。
お悔やみ申し上げます。。。


リビルト品, 修理 3月 11th 2011

ラジエーターキャップ フィラーネック(リテーナー)解説

かなり多くの種類のラジエター キャップ フィラーネック(CAP FillerNeck)
(キャップリテーナー)が存在します。
ファイラーネック=ラジエーターキャップの付くところの名前です。
材質は、アルミまたは、真鍮(黄銅=ブラス)
CAP FillerNeck
真鍮製 サイズ違い、一般的なのは、左の2つ
CAP FillerNeck
見ての通り アルミ製 左の大きいのは、輸入車のオールアルミタイプ
右は、日本のオールアルミラジエーターによく使われるタイプ
アルミでも多く 使われてるのは、
CAP FillerNeck
画像下のタイプ 上の削りだしての製作物に比べると薄く柔らかく変形しやすいです。
条件にもよりますが、アルミ溶接(ろう付け)もそれなりの難易度を要します。

真鍮の同じ様に見えるフィラーネックでも種類があります。
CAP FillerNeck
ラジエーターキャップの入る 切れ込みの長さ違い
RADIATOR CAP
ラジエーターキャップ側もサイズが違いますので
左の日産などに使われる広い方を
右のフィラーネックに取り付けようと思っても当然入りません
切れ込みの位置違い
CAP FillerNeck

左画像は、フローパイプ下側に切れ込みがありますが
右画像は、上側に
これによりラジエーターキャップを取り付けた後の状態(向き)が変わります。
アルミ製も同様です。
たぶん専門業者で無いと気にしないところです。。。が、ビジュアルも大事です。

そんな見た目よりも大事なコトが、
せっかくラジエーター取り付けてアッパー、ロアホース、サーモ、
他ガスケットから漏れたら大変ってことで 修理業者さんなどは
キャップテスターなどで圧力試験をすることがあります。
CAP FillerNeck
いろんなメーカーからいろんな形状のが出てますが、ムキになって
画像のタイプのキャップテスターで圧力試験をすると
CAP FillerNeck
わかりづらいですが、フローパイプの上側のようにめくれる?外側が上にあがります。
キャップの外し方でも起こる症状です。
CAP FillerNeck
ラジエーターキャップのパッキンの接地部分は、内側です。
指先で触るとわかりやすいですが、外側のが、下がっています。
少しのコトですが、圧力が掛かるため これだけのコトで
冷却水漏れが発生したり、リザーブ(サブ)タンクから戻らないなどの症状になります。

実は、デリケートな部分です。

真鍮製のタイプは、
古くなると経年劣化なのか?割れることが、あります。 アルミも傷や変形
タンクと一体型に見えますが、ロウ付け、TIGなどで取り付けてあります。
真鍮は、半田で アルミは、内側からTIGや溶接
キャップ外そうと思ったら取れた。。。ってコトも
そうとう古くならないと起こりませんが

キャップ フィラーネック(リテーナー)とれた、割れたなど
振動が多い為か、空焚きか?建機、トラクターなどに多い症状です。
ラジエータ関連部品、フィラーネックなど各種類在庫してますので
冷却水(LLC)漏れお困りの業者さまなど、お気軽にごお問い合わせ下さい。


その他, 修理 3月 7th 2011

ケーターハム(CATERHAM)スーパーセブン ラジエーター冷却水(LLC)漏れ修理

ケーターハム(CATERHAM)スーパーセブン(SUPER SEVEN)ラジエター
CATERHAM SUPERSEVEN RADIATOR
冷却水(LLC、クーラント)漏れ修理です。
ごらんの通り 銅コア製、真鍮タンク4層

地元、愛知県のお客様でしてお電話頂いて、翌日には、届けていただきました。
取り付けステーの位置 イン、アウトホースなど
上下逆さまにしても取り付いてしまう合理的アバウトな造り
LOTUS(ロータス)、CATERHAM(ケーターハム)など
セブン ラジエーターは、何度も見たことありますが、
メーカー、年式、社外、オールアルミ、銅コア製と なぜかいろんな形状しています。

コア新品交換の他に
お客様の要望で、裏側にドレンコックを追加
4層(列)コアの中は、
CATERHAM SUPERSEVEN RADIATOR
以前にラジエーター交換したと言われてましたが、
それなりの「詰り」具合、
距離は乗られて無いらしいですが、LLC(クーラント)
オイルほどでは無いですが、数年に一度は交換した方が、よいと思われます。

CATERHAM SUPERSEVEN RADIATOR
途中の画像は、ありませんが
完成。

アメ車、国産旧車ラジエターの修理が多い気がしますが
英国車(ロータス、MG、ミニ、ジャガー、バンプラ、ロールスロイスetc.)
ラジエーター、コンデンサー、ヒーターなども修理多いです。
もちろん、他欧州車(ベンツ、BMW、VW、ポルシェ、ボルボ、ランチア、etc.)
純正品生産中止、純正が、超高額など理由は、さまざまですが、
熱交換器でのトラブルでお困りの業者さま、オーナー様など、お気軽にお問い合わせ下さい。


修理 3月 4th 2011