TCM SLAG POT CARRIER DS100(スラグダンプトラック)

TCM SLAG POT CARRIER DS100(スラグダンプトラック)インタークーラー修理です。
地元、愛知県の業者様から、いつもありがとうございます。

特殊運搬車両らしく
その中でも一番大きなDS100 国内で6台だとか DS、ディープステートでは無いです。
その他、DS15、DS25、DS35、DS45、DS50など

スラグダンプトラック
確認すると
製 鉄 所 の ス ラ グ 鍋 運 搬 か ら 積 み 降 ろ し 、 排 滓 作 業 に 。
徹 底 的 に 追 求 さ れ た 安 全 性 と 快 適 性 で 、 製 鉄 現 場 に
ワ ン ラ ン ク 上 の 作 業 性 を ご 提 供 し ま す 。

らしいです。

そのTCM DS100のインタークーラー

お預かり時
スラグダンプトラック DS100 インタークーラー

スラグを運搬するだけあって、かなり汚れてコアが目詰まりしてまして。。。
コア部分を新品に交換しますが、大きいので何をするにも大変です

イン、アウトパイプの付くタンクは再利用しますので
まずは、コアを切断、

スラグダンプトラック DS100 インタークーラー

イン、アウト径もφ110 と大きく
圧力を掛ける時に使用するゴム栓も新規製作

新しいコアに溶接出来るようにしますが
セメントのように固まった付着物を除去、Kくんご苦労様でした。

スラグダンプトラック DS100 インタークーラー

サイズ感が分からないので
フォークリフトの隣で
スラグダンプトラック DS100 インタークーラー

ようやく完成して終わりと思ったら
数日後にもう一台、届きまして。。。

この暑いのにTIG溶接。。。なかなか辛いです。。。

DC100 しか知りませんが
スラグダンプトラック インタークーラー修理なども
お気軽にお問い合わせください。


修理 9月 11th 2024

Ferrari 550 MARANELLO(フェラーリF550/575)ラジエーター修理

Ferrari 550(フェラーリF550/575)ラジエーター修理です。
山形県の有名業者様から、ありがとうございました。

フェラーリ550/575 ラジエーター
新品で販売する事が多いんですが

今回は、コア部分の新品交換
お預かり時
Ferrari 550/575 Radiator
黒く塗られていますが
オールアルミラジエーターです。

オールアルミなので
通称、精神と時の部屋で再利用するアルミタンク、ブラケットの切断と
溶接ビードの切削

新品のコアが組めるように下準備
Ferrari 550/575 Radiator
塗装の足付け、腐食した表面などをブラスト

36mm厚のアルミコア、タンク、ブラケットをTIG溶接
圧力掛けて漏れの無いのを確認

塗装前の画像は、オールアルミのまとめ撮り。。。
Ferrari 550/575 Radiator
フェラーリ550は、画像の右から2番目。。。

黒塗装して
完成
Ferrari 550/575 Radiator

Ferrari 550/575 Radiator

フェラーリ550/575 マラネロ
純正のオールアルミラジエーター

オールアルミラジエーターに多い、コアの根付け箇所からの漏れ
よく接着剤で補修されてるのが来ますが、瞬間的には直ってるふりしてますが。。。
コア部分を新品に交換しないと直りませんので
冷却水(LLC、クーラント)漏れでお困りの業者様など
お気軽にお問い合わせください。


修理 8月 28th 2024

YAMAHA YZF-R1 ラジエーター修理、セラコート

YAMAHA YZF-R1 ラジエーター修理、セラコートです。
福岡県からありがとうございました。
P-202 アークティックブラック

いきなりですが
完成後
YAMAHA YZF-R1 P-202 CERAKOTE

年式だとは思いますが、イン、アウトパイプ位置、本数、ステー形状など
なんだか色々あります

お預かり時
エンジン側
YAMAHA YZF-R1 P-202 CERAKOTE

フロント側
YAMAHA YZF-R1 P-202 CERAKOTE

飛び石でチューブ、水路に傷が付き
冷却水が漏れてまして
YAMAHA YZF-R1 P-202 CERAKOTE
ラジエーター、世の中の皆様が思われている以上に
薄いですので割と多い事例です。

若干、放熱フィンが溶け落ちますが
漏れてる箇所をロウ付けで修理、

アルミロウ付け
ホームセンターなどのDIYコーナーにも
アルミロウ棒とか置いてありますが、初心者が作業する物ではありません、100%悪化すると思います。
同業者でも怪しい人達、多数です。
やるならば、壊すつもり、悪化させる覚悟で挑んでください。

漏れが止まったら、足付けのブラスト、フィン修正
一番時間が掛かるのが、コア部分、フィンに挟まる
砂、小石の除去

要領は掴んでいますが、最終的には手作業なので
完全に除去するには、とにかく時間が掛かります。

こんな作業を行いまして
最後の仕上げにセラコート施工、どんな作業もそうですが、仕上げは一瞬。。。

飛び石での冷却水(LLC、クーラント)漏れ
セラコート施工なども
お気軽にお問い合わせください。