AUSTIN 7(オースチン セブン)ラジエーター修理です。
お隣の県からありがとうございました。
1936年の今回のオースチン セブン
1922年〜39年まで販売された車で別名?愛称チャミィ
生産年数が長いので
色々と改良されたり
ボディスタイルも
ツアラー、サルーン、カブリオレ、スポーツ、クーペ、バンと色々
この中でも仕様も様々みたいです。
そのオースチンセブンのラジエーター、どのタイプかは不明です
お預かり時
当時のラジエーター(熱交換器)
加圧もされず、ウォーターポンプも無い、自然循環式
コアの造りも現行のようなフィーン&チューブの
コルゲートコアでは無く
チューブ(水路)=フィンのような造り
表面積を増やし熱交換(冷却)する原理は今も変わりません
分解したコア内部は、
この流れるか流れないのか?みたいな隙間を通って
冷却されます。
今回のような歴史的にも価値のある車両
ラジエーターそのものがグリルとなっていますので
普通にコア交換で良いのか?お客様に確認しましたら
メッシュグリルにするから、冷却する普通のコアでいいよってお話で
一般的なコルゲートコアでコア交換
グリルも新調しようと思ったら
ラジエーターのサイズが合わず、コア高で調整
新品のグリルもお預かりしまして
加圧しないラジエーターキャップ状の蓋、注水口ですが
お預かりした物が、ピッチが違いネジが合いませんでして。。。
ローレット加工して純正っぽく製作
最近、妙に多い
オーバーフローパイプも新たに引き直しまして
加圧しないですが、圧力掛けて漏れの無いのを確認し
塗装して完成
一緒にお預かりしたグリルに収めて梱包し
発送致しました
なかなかある車両では無いですが
製造、販売されて100年が経ちそうなオースチンセブン
ラジエーター冷却水(LLC、クーラント)漏れ
オーバーヒートなどのトラブル等でお困りの業者さまなど
お気軽にお問い合わせください。
イギリスのメーカー
マッセイ ファーガソン(Massey Ferguson)トラクター修理です。
岡山県からありがとうございました。
車両の詳細は、不明。。。
お預かり時
転倒事故?ファンで掻いてるのと平行四辺形状に斜めに
普通にコア部分の新品交換とブラケットの修正
COVENTRY RADIATOR&PRESSWORK.CO.,LTD
組み上げまして
圧力掛けて漏れの無いのを確認して
塗装して完成
比較的、大型のタイプの多い海外製のトラクター
ラジエーター修理、冷却水(LLC、クーラント)漏れ
オーバーヒートなどのトラブル、入手が困難、面倒などで
お困りの業者さまなど
お気軽にお問い合わせください。
HIAB(ヒアブ)J1020 オイルクーラー修理です。
ヒアブ車とか呼ばれてますが
スウェーデンの架装メーカーでトラックなどの荷台や荷台間に
ローダークレーン、ショベルのような物が取り付いたタイプや林業で材木を積むタイプや
産廃コンテナなど稼働するアームロール車など種類はたくさんありますが
ヒアブ付きと呼ばれるのは、一般的にはUFOキャッチャーみたいな爪の付いた
クレーンタイプかと
ユニック、ユンボみたいに実は、商品名なのに全てがそう呼ばれてそうな気もします。。。
その油圧ローダークレーンに使用される作動油のオイルクーラー
今回のオイルクーラー、サイズはそれほど大きく無く
鉄筋棒が、刺さったって聞いたので
大袈裟な修理になるかと思ってましたが。。。
現品を確認すると
オイルの流れるチューブ側面に穴が空いてまして。。。
オイルクーラー、オイルが漏れだすと
ラジエーターの冷却水、クーラントよりもオイルなだけに
始末が悪いです。。。
TIG溶接で直しますが、油っ気があると
溶接時の熱でオイルが焼け、煤(スス)、炭化して溶接が難しいので
とりあえず内部を洗浄し油分が無い状態にして修理
完成後ですが
このタイプのオイルクーラーやインタークーラー
分解すると分かりますが
チューブの表面は、材料が厚く、丈夫なんですが、側面は薄く
数ミリ奥側に行くと
比較的、簡単に穴が空きます。。。
手前に厚い材質のアルミで
奥は薄いので
電流の強さを間違えると、アルミは溶けないし
強すぎると奥のアルミが溶けて悪化する感じで
修理の難易度、低くはないので
腕に覚えのある同業者さま、是非 コチラも簡単ではないですが悪化したらチューブ止めてください
腐食な場合は、今回のような部分的な修理は難しく
コア部分の新品交換になることが多いですが
オイルクーラー、オイル漏れ修理なども
お気軽にお問い合わせください。