某空港 除雪車 ラジエーター&オイルクーラー修理です。
某上場企業さま、東北からありがとうございました。
大型のアメリカ製の除雪車のようでして
この辺りでは、凍結防止剤は、塩化カルシウムが一般的ですが
-20℃の世界では、塩では雪が解けず
ギ酸と呼ばれる、酢を撒くそうで
お塩も薄い放熱フィンをボロボロにしますが
お酢も金属に浸透して漏れを発生させるようです。
大雪も困りますが、お塩もお酢も機械的には、よろしく無いようで。。。
お預かり時のラジエーター側
オイルクーラーは、フィンなど綺麗ですが
オイルの流れるチューブに穴が空いていまして
また、アメリカ製なのでネジピッチも特殊で
検査治具から製作し点検
水槽に沈め、点検
ラジエーター、オイルクーラー共に
コア部分を新品に交換します。
以前にもラジエーター側は、コア交換されてまして
ただただ同じことをしてもまた、ギ酸にやられて、すぐ漏れ出しそうなので
詳しくは書けませんが、使用する材料を変更しまして、対策
プラス、セラコート施工
組み上げる前に、コア、タンク、ブラケット、ボルト、ナットワッシャー
全てにセラコートC-7600 GlacirB lack(グレーシャーブラック)
ボルトナット、ワッシャーなど、数が多くて大変でした。。。
ですが、画像、撮り忘れのまま組み付け。。。
ガスケット付けてのボルト締め
組み付けて
圧力掛けて、水槽で水没試験
お預かりしたのは、12月でしたが
決定まで時間が掛かったり、年末年始のバタバタで
画像もアチコチでバラバラで探し出せなかったり
撮り忘れだったりで。。。ニントモカントモですが
環境破壊的な?感じで、
塩より酢のが地球に優しいようで
ギ酸の使用率が増えてくる、なんてお話も聞いています。
ラジエーター、オイルクーラーetc. 各種熱交換器には優しく無い
ギ酸での冷却水(LLC、クーラント)、オイル漏れなどで
お困りの業者さま、お気軽にお問い合わせください。