NISSAN SILVIA S15(シルビア)A/C コンデンサー修理
神奈川県の業者さまからありがとうございました。
お預かり時
PFC(パラレルフローコンデンサー)
両サイドのヘッダーパイプと呼ばれるタンク
新品コア
よく見ると
タンクに仕切りが入り
左右のタンクをターンしながら循環します。
最下部は、狭くなり
冷却され液化してレシーバータンク(リキッドタンク)を通り
室内側、エバポレーターに向かいます。
特殊な形状の口金、取り付けが多く、ほぼ再利用
ガス溶接(ロウ付け)で取り付けますが
やった事ある人しか分からないですが
失敗は、許されないハイプレッシャーな作業です。
失敗すると、部品が溶けます。
緊張する作業を乗り越え
完成し
窒素で圧力掛けて漏れの無いのを
確認して完成
y1953 Chevrolet BELAIR(シボレー ベルエア)ラジエーター修理です。
富山県の某有名業者さまから、いつもありがとうございます。
もちろんHARRISON製
品番? #3128876
当時のシボレーのハリソンコア
特殊なコアです。
リビルトされていない
オリジナル、当時物も久しぶりに目にした気がします。
現在、使用される
コルゲートコアとは違い
水路(チューブ)の両側に放熱のフィンが付く構造では無く
一体型?構造
今でいう、チューブピッチは、荒いです
このコア幅に直接タンクが取り付いてます。
この頃より後のタイプになると
タンクの収まるプレートと呼ばれる部分が取り付き
コア、プレート、タンクで構成されますが
この頃のラジエーターにはそれが無いのでコア、タンクのみです。
その為に
大幅な、構造の変更が必要となり
作業時間、手間も価格も掛かります。
どうしても価格が上がる為に
在庫である56、57のベルエアの社外品をリビルトとも思いましたが
パイプ径、サイズなどが違いまして使用出来ず。。。
取り付けのブラケットも鉄の為に
半世紀以上前からの錆びが、頑固な状態です。
最近、遠州、浜松人と接する機会が多く、ガンコ、よく聞きます。
もちろん、旧塗装、錆びも全て落とし防錆塗装後に塗装
構造を変更した、新しいコアで組み上げまして
圧力掛けて、漏れの無いのを確認したら
塗装して完成
当時からのオルジナルコアと比べると
格段に冷却性能は上がります。
55、56、57
トライシェビーばかりが注目される
ベルエアですが
他の年式 ラジエーター冷却水(LLC、クーラント)漏れ
オーバーヒートなどのトラブル等でお困りの業者さま、オーナー様など
お気軽にお問い合わせください。
FIAT 500(CINQUECENTO)フィアット・チンクエチェント ヒーターコア製作です。
大阪の業者さまから、いつもありがとうございます。
フィアット500 カリオストロの時のルパン三世の愛車ですね。
お預かり時
欧州車に多い、樹脂タンク、アルミコア
繋ぎが、パッキンなので経年劣化で漏れてきます。。。
真鍮タンク、銅コアで新規製作
3点の取り付けの位置関係が、意外にシビアです。。。
同時にエバポレーターのブロック型のエキパンも変更してくれってお話で
アルミコア、銅パイプのエバポレーターなので
部材があるか心配でしたが
無事、探し出しまして
銅パイプの口金は、銀ロウ付けで、材料があればアルミより楽ですね
洗浄後、窒素での圧力試験
低圧側に感熱筒を取り付け、インチュレーター巻き付けまして
樹脂の割れそうな固めのケースに収めて
完成
フィアット500 イタリア語で500をチンクエチェントらしいです。
舌噛みそうな名前ですのでフィアット、チン◯でお願いします。
ヒーターコアからの水漏れでの新規製作
エバポレーター製作、今回の様なエキパン改造なども
お気軽にお問い合わせください。