SANKYO-RADIATOR Blog

いすゞ　ビークロス（VehiCROSS）ラジエーター修理

いすゞ（ISUZU）ビークロス（VehiCROSS）ラジエター修理です。
遠くからお持ちいただき　ありがとうございました。

今回は、冷却水（クーラント）漏れでは無く　コア内部「詰り」によるオーバーヒート。。。
日本国内では、滅多に走ってるの見ませんが、
結構な台数が北米などに輸出されたらしいです。当時の「GM」との資本提携の影響でしょうか？
ラジエーターは、

HARRISON（ハリソン）とGM印字。。。タンク部品供給もありません。。。
アメリカにも聞いてみましたが、タンク部品が入手不可能な為、タンクが割れると大変です。
今回は、オーバーホールコア洗浄ですので慎重にタンクを外し
ロアタンク側から水を流してみると、

1/3くらいしか水がスムーズに流れません。。。
チューブ1本ずつコア内部を洗浄し　アッパータンク、コアを組み上げて
圧力試験して、完成です。

無事、発送いたしました。
いすゞ　ビークロス　ラジエーター
アッパータンクが割れての冷却水（LLC）漏れの場合アルミタンクでの製作＆TIG溶接となりますが、
今回の様な、詰まりによるオーバーヒートの場合は、コア内部洗浄、コア交換可能です。
お困りの業者さま、オーナー様など、お気軽にお問い合わせ下さい