y1925 ALVIS(アルヴィス)ラジエーター修理です。
所在がわかってしまいそうなのであえて
関西圏からお持ち込みありがとうございました。
年式的にアルヴィス 12/50HP ?
Alvis Car and Engineering Company Ltd(アルヴィスカー&エンジニアリングカンパニー)です。
歴史は古く今も新車の販売を開始したようです。。。
この辺りの年式に多い
グリルも兼ねたハニカムコアのラジエーター
六角形の蜂の巣状のフィン、チューブ一体式のコア
剛性とか軽量とかの理由では無く、
当時としては表面積を増やしながら冷却する為に考えられて製作されたと思います。
全てハンダで繋がっていますので、漏れを修理するは、大変です
新しければともかく、年式も古いので
ハンダが劣化していて熱を与えるだけで、アチコチから漏れ出す事も。。。
真面目に直してるのか、壊してるのか、なかなか勇気が要る作業です。
エンジン側は
こんな感じ
圧力の掛からないラジエーターですが漏れ箇所の確認をする為に
通常より低圧で漏れ箇所の確認
現行のラジエーターのような圧力を掛けると、全壊しそうです。。。
歴史的にも価値があるハニカム形状
装飾も兼ねたグリル外側は、キュプロニッケル(白銅)と材料自体も高額なので
壊すと一大事
漏れ箇所を確認後に修理ですが、表面では無く、奥側。。。ホント難儀です
色々な養生し注意しながら作業、予想通り漏れが広がりましたが
なんとか無事に修理完了、ホント心臓に悪い作業です。
漏れが直ったりマスキングしてコア部分を塗装
養生テープで保護してた箇所も変色してましたので
ガワも磨きまして
完成
後日、引き取りに来て頂きましてありがとうございました。
カニカム構造のラジエーター冷却水(LLC、クーラント)漏れ
状態などで修理が不可能な場合や
実際に作業を行わないと直るかどうか、わかりませんが
お困りの業者さまなど、お問い合わせください。
KAWASAKI Z900RS Headcover WrinklePaint
カワサキ Z900RS ヘッドカバー ちぢみ(結晶)塗装です。
いきなりですが、完成後
お客様の希望色は、カワサキ 火の玉 オレンジ
赤と黄色を混ぜて調色しますが
調色する色は、お客様の感覚が全てなので、難しいです。。。
黄色が多すぎると、オレンジに
赤が多すぎると、朱色に。。。カラーサンプルのテールカウルは、かなり赤が強く
難しかったです。。。
その上、調色後も
ちぢみ塗装の黄色、ちぢみが弱く
薄く塗ると縮まず、厚塗りしすぎると垂れたようになりまして、大苦戦
お預かり時は
純正の黒
純正品番#14093-0626
リーマンショックの頃でしょうか?
ラジエーターの仕事が暇な時の為にと思って始めたちぢみ塗装、ガンコートパウダーコートなどの仕事
今でも普通に行なっていますが、何故だか忙しい時に限って依頼がくるっていう。。。
ちぢみ塗装、結晶塗装、リンクルと呼ばれる幾何学模様の塗装
日産、いすゞ、ホンダ、トヨタ、欧州車など、昔は純正品で多く使用されていましたが
一時期の流行りでしょうか
剥がれなどの塗り替え、色替え、今回のような新規など
繁忙期じゃない時期にお問い合わせください。
TOYOTA HIACE YH51G(ハイエースYH51G)ラジエーター修理です。
埼玉県の業者さまから、ありがとうございました。
純正品番#16400-72040
コア、アッパータンク、ロアタンク、フィラーネック、インレットパイプ新品
両サイドのブラケットは再利用の
完成後
表側
一般的には、イン、アウトがエンジン側を向きますが
昔のハイエースのラジエーターに多い
イン、アウト、互い違いの形状
裏側
ハイエース、タウンエース、ライトエースなど
昔は、ホント、毎日触ってた気がしますが、いつのまにか旧車の部類に。。。
A/T、M/T、ガソリン、ディーゼル、ターボ有り、ターボ無し
ディーゼルターボなどは、サブラジエーターがあったり
YH、LH、RH、KZH、RZHなど種類の多いですが
冷却水(LLC、クーラント)漏れ、オーバーヒートなどのトラブル等でお困りの業者さまなど
お気軽にお問い合わせください。