某空港 除雪車 ラジエーター修理です。
遠くから、いつもありがとうございます。
アメリカ製の除雪車
車両詳細は不明ですが、自走式のタイプと牽引するタイプがある様です。
過去に修理したタイプと見た目は同じでしたが
採寸するとサイズが異なってまして。。。
前回と同じと思い込み間違って巨大なコアを製作してしまうと、一大事です。。。
お預かり時
ボルト締めなので
作業自体は、緩めて締めるなど難しい作業ではありませんが、
何処に、どの長さのボルトや向きステーの向きなど
画像だけでなく、ノートにメモ書きしておきまして
分解もインパクトで次々分解
組み立て、分解の作業よりも
旧塗装の剥離と錆びた、ステー、タンクなどのサビ落としが大変。。。
ひたすら地獄のサンドブラストで錆び落とし。。。
無塗装の状態は湿気などでも錆びるので
すぐに塗装
耐久性能の高いセラコート
Cシリーズ
C-7600 Glacier Black(グレーシャーブラック)で塗装
全ての部品の塗装、乾燥が終わり
整いましたら
組み付け インチの焼入ボルトナットは新品に
UG監督の指示の元、3人で作業
手分けして組み上げますが、監督がやらかしまして
大変な思いをしましたが。。。
無事完成
翌日に、ホイストで吊って水槽に沈めて
圧力試験
漏れの無いのを確認したら
乾燥させて塗装していないボルトナット、ワッシャーも塗装して
融雪剤のギ酸カリウム、ギ酸ナトリウムの腐食対策を万全に
極寒の地域では
お塩よりお酢のギ酸の方が融雪、凍結防止に有効な様で
環境にも優しく、色々な地域で使用頻度が増えている様ですが
浸透、侵食力が高いのか
機械、ラジエーター、オイルクーラーなどの熱交換器には全く優しく無く
腐食予防のセラコート以外にも材料から見直し
通常のボルト締めのコアより耐久力を上げていますが、もちろん材料費も上がります。。。
が、耐久性が上がり以前は、毎シーズンで交換されていたラジエーター
より長い期間使用可能になった様で、お値段以上です。
除雪車両ラジエーター、冷却水(LLC、クーラント)漏れ
塩カリ、塩カル、ギ酸などの腐食対策なども
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