HONDA 型式#CB400FE クランクケース(CRANKCASE)GUN-KOTE(ガンコート)です。
地元、愛知県の旧車バイク屋さんから。いつもありがとうございます。
お預かり時

シルバーで塗装してありますが、あちこち剥げてます。

当然、内側オイルまみれ
まずは、洗浄&旧塗装剥離

旧塗装,
剥離後
厚手のテープでガスケットの接着面や裏側などメディアを当てたくない所を
マスキングしてサンドブラストします。

ブラスト後
耐熱220℃の高級マスキングテープで本マスキング
前に耐熱190℃対応っての使用した事ありますが、ダメでした。。。
ガンコート焼き付け170℃なのに。。。
長いマスキング作業を終え
ようやくGUN-KOTE(ガンコート)塗装
この時期乾燥している為、ホコリ対策で水撒いて
防塵服、マスク、ゴーグル&グローブ装着して完全防備で塗装ブースに入ります
とても人様にお見せできる格好ではありません。。。
塗装後、乾燥炉で170℃で90分
お客様のセレクトカラーは、

2408 SILVER(シルバー)。。。
代わり映えがしませんが、純正とおなじ雰囲気で
2408 SILVER 粒子が、細かく 塗装後は、アルミ地の様な感じ

パウダーコートでは、この感じは出ないです。
エンジン関係などにパウダーコートしてるのよく見ますが、保温?
綺麗ですが、熱がこもると思われます。
オルタネーターのメッキでも熱がこもって良くないらしいですし。。。
GUN-KOTE 施工
どんな塗装でもそうですが、塗装に辿り着くまで
洗浄、総剥離、サンドブラスト
非常に手間隙かけての作業ですのでそれなりの施工時間が掛かります。
塗料自体も高額ですし 適当な作業の安い金額ではありませんが、
放熱性、耐薬品性、表面硬度9Hのガンコート(GUN-KOTE)や最近では、NIC社のCERA-KOTE(セラコート)もお勧めしています。
ラジエター、オイルクーラー熱交換器はもちろん、2輪、4輪各パーツ
もっと変わった使用方法もあるかも?です。使い方は、お客様次第
気になるお客様は、お気軽にお問い合わせ下さい。
パーツなどは、お問い合わせフォーム 画像添付可能です。
もちろん見積り無料です。
KAWASAKI ZRX1200R
アクティブ(ACTIVE)ビッグラジエター GUN-KOTE(ガンコート)塗装です。
東京から送って頂きました。 ありがとうございました。

ラジエター&コアガード 元々はシルバーで塗装してありましたので
まずは、洗浄&剥離、
旧塗装がフィンに入り込みます。。。
バイクなので細かな砂の様な物がフィンの間に入り込んでいます。
それらを確認しながら何度も洗浄、結構時間がかかります。
サンドブラスト後また洗浄、
ブラスト後の画像も撮ったつもりだったんですが、見当たりません。。。
乾燥させ、マスキング作業
でようやくGUN-KOTE(ガンコート)塗装 乾燥炉で170℃で1時間

コアガードも、

色は、2418 TITANIUM

画像では、伝わりにくいですが、かっこいい色です。

高級感のある色でして、上品な色です。
画像は、塗膜が薄いのでガン肌では無く 材質の質感です。
発送前に現品を見たお客さんなどが、大絶賛。
お勧めカラーです。2418 TITANIUM
出来れば部品新品の状態から施工したいですが、中古でも無問題です。
ラジエーター専門業者なのでラジエーターなどの熱交換器に塗装することが多いですが、
バイクなどのシリンダーもフィンで表面積増やし熱交換してますので
シリンダーなどもある意味、熱交換器です
塗膜が硬いのでラジエーターの薄いフィンも施工後には、あきらかに硬くなります。
ブレーキキャリパーなどにも最適です。
施工前の「サンドブラスト」することにより表面積が増え放熱もUP
そこに放熱&密着性の高いガンコート(GUN-KOTE)施工
KG GUN-KOTE(ケージー ガンコート)や Cerakote(セラコート)
塗膜も薄く、密着も高い、9Hで塗膜も硬い、塗料仕入れも高い。。。
施工前の洗浄、塗装剥離、サンドブラストなどの作業時間、高温での乾燥炉での焼き付け
安物の放熱塗装の施工金額って訳にはいきませんが。。。
高級志向の方、本物志向の方、気になったお客様など
お気軽に お問い合せ ご相談下さい
かなり多くの種類のラジエター キャップ フィラーネック(CAP FillerNeck)
(キャップリテーナー)が存在します。
ファイラーネック=ラジエーターキャップの付くところの名前です。
材質は、アルミまたは、真鍮(黄銅=ブラス)

真鍮製 サイズ違い、一般的なのは、左の2つ

見ての通り アルミ製 左の大きいのは、輸入車のオールアルミタイプ
右は、日本のオールアルミラジエーターによく使われるタイプ
アルミでも多く 使われてるのは、

画像下のタイプ 上の削りだしての製作物に比べると薄く柔らかく変形しやすいです。
条件にもよりますが、アルミ溶接(ろう付け)もそれなりの難易度を要します。
真鍮の同じ様に見えるフィラーネックでも種類があります。

ラジエーターキャップの入る 切れ込みの長さ違い

ラジエーターキャップ側もサイズが違いますので
左の日産などに使われる広い方を
右のフィラーネックに取り付けようと思っても当然入りません
切れ込みの位置違い

左画像は、フローパイプ下側に切れ込みがありますが
右画像は、上側に
これによりラジエーターキャップを取り付けた後の状態(向き)が変わります。
アルミ製も同様です。
たぶん専門業者で無いと気にしないところです。。。が、ビジュアルも大事です。
そんな見た目よりも大事なコトが、
せっかくラジエーター取り付けてアッパー、ロアホース、サーモ、
他ガスケットから漏れたら大変ってことで 修理業者さんなどは
キャップテスターなどで圧力試験をすることがあります。

いろんなメーカーからいろんな形状のが出てますが、ムキになって
画像のタイプのキャップテスターで圧力試験をすると

わかりづらいですが、フローパイプの上側のようにめくれる?外側が上にあがります。
キャップの外し方でも起こる症状です。

ラジエーターキャップのパッキンの接地部分は、内側です。
指先で触るとわかりやすいですが、外側のが、下がっています。
少しのコトですが、圧力が掛かるため これだけのコトで
冷却水漏れが発生したり、リザーブ(サブ)タンクから戻らないなどの症状になります。
実は、デリケートな部分です。
真鍮製のタイプは、
古くなると経年劣化なのか?割れることが、あります。 アルミも傷や変形
タンクと一体型に見えますが、ロウ付け、TIGなどで取り付けてあります。
真鍮は、半田で アルミは、内側からTIGや溶接
キャップ外そうと思ったら取れた。。。ってコトも
そうとう古くならないと起こりませんが
キャップ フィラーネック(リテーナー)とれた、割れたなど
振動が多い為か、空焚きか?建機、トラクターなどに多い症状です。
ラジエータ関連部品、フィラーネックなど各種類在庫してますので
冷却水(LLC)漏れお困りの業者さまなど、お気軽にごお問い合わせ下さい。