YANMAR(ヤンマー)船舶用インタークーラー修理です。
お預かり時
大きな物から小さな物までのヤンマーディーゼルです。
インタークーラーなのでエアーを海水で冷却しますが
船舶用でも純水のタイプもあります。
海水側のパイプに穴が空き、エアー側に混入したようです。
かなり長い時間、気付かなかったのか?放置されてたのか?
外側のケースまで腐食。。。
完全に穴が空いてました。。。
塩の結晶と思われる物体が、張り付いてまして
海水パワー、恐るべしです。。。 除去するのも一苦労。。。
通常は、溶かしますが、層が厚く、削り落とした方が早かったです。
圧力掛けて
漏れ箇所を確認しますが、通常のラジエーターと違い
海水側、エアー側と両方を点検しないといけないので、作業は、一手間も、ふた手間も多いです。
何度も脱着する可能性がありますので
ゴムパッキンなどを作る事もあります。
水冷式のインタークーラーなども同じ感じです。。。
海水側の漏れ箇所を確認しましたら
両側から漏れている箇所を止めてしまい水路を塞いだり
キュプロニッケル(白銅)と呼ばれる塩害、腐食に強い材質のパイプを中に入れ修理したりもします。
大量に仕入れないと購入出来なかったので
以前に某同業者さまと、折半購入しました。最近、連絡無いですが、お元気でしょうか?
自分は、元気です。
今回は、キュプロ管を入れ修理
完全に止まったと思われたら
ガスケット切り出してポンチで抜きまして
年代物で研いでもあまりに抜けが悪く、この作業の後に新調しました。。。
海水側の漏れが無くなったら、腐って穴の空いた外側のアルミ?ブロック
ケース側の漏れを止めまして
塗装して完成。
構造的に分解不可能な物や
圧力がエアー側から掛けれず、修理、点検などが出来ない物もありますが、
船舶用インタークーラー、熱交換器の修理
新品が入らなかったり、超高額などでお困りの業者さまなど
お問い合わせフォームから画像添付できるようになっていますので
画像添付の上、お問い合わせください。
HITACHI(日立建機)ホイールローダー ZX80 ラジエーター プレートフィン改造です。
元々は、樹脂タンク、アルミコアの東京ラヂエーター製造製。。。
アルミのコルゲートコア(ウェーブフィン)が目詰まりしオーバーヒート。。。
粗目のプレートフィン(水管式)のコアに変更しますが
樹脂タンク部分を真鍮製に変更しないといけません
日差しが強すぎて見え辛いですが。。。
元々の放熱能力は、純正のコルゲートよりも落ちますが
プレートフィンと呼ばれる粗目に変更することで
ホコリ、汚れなどが放熱フィンに付着し辛く
詰まりによるオーバーヒートを防ぎます。
高圧の洗浄などで洗いやすく、フィンの潰れなどを心配する必要が無くなります。
通常フィンピッチ 4mmですが
詰まりが酷い場合、6mm、8mmなど荒くしていきます
逆に細かく 3mmなども可能です。
建設機械のラジエーター外部、コア詰まりでのオーバーヒートなどで
お困りの業者さま、オーナー様など
お気軽にお問い合わせください。
BENZ Gelandewagen(ゲレンデヴァーゲン) W460 燃料タンク修理です。
以前にラジエーターを修理させて頂いたお客様から
ありがとうございました。
ガソリンなので漏れると危険ですし、修理も危険です。。。
宅急便で送って頂いたんですが、しっかりと水洗い、洗浄を行って頂かないと
匂いますし、宅配業者さんも運んでくれないと思います。
今回のお客様は、かなり念入りに洗ってくれてまして
非常に助かりました。
以前に下側の錆びて漏れている箇所を大きく囲むように
銅板?真鍮板?を貼って修理して頂いたようですが、再発したようです。
大きく貼ってもその内側に漏れたガソリンが溜まってますので
弊社では、あまりその作業は行わず
面倒ですが、ピンポイントで修理していくことが多いですが
大型の半田ごてを使用する場合もあります。
今回は、錆びの範囲が広範囲で、腐った箇所は、切り落とし
新しい鉄板を再溶接。。。
くれぐれも、しっかりと洗浄を行ったからでないと
切り落とす時、溶接時、冗談抜きで
引火、爆発しますので非常に危険です。
ただ平らな鉄板を貼るよりも、リブをつけて強度、外観も大切に
サビで腐っていない箇所と溶接していきますが
もちろん漏れて問題ですので、漏れないように溶接
漏れの無いのを確認したら
塗装して完成
トラックなどの軽油の燃料タンク、作動油タンクなどは
比較的、多い修理作業ですが
今回のように、頼まれて ガソリンの燃料タンク修理、洗浄も行うことも。。。
しつこいですが、ガソリンタンク修理は、本当に危険ですので
かなりしつこく水洗いを行ったり、何日も天日干したり
完全にガソリンの抜けた状態でないと修理作業が出来ません
緊急でない方、他で断られた、修理してくれる業者が居ないなど、
本音は、危ないのであまり触りたくないガソリンタンク
本当にお困りの方だけお問い合わせください。